湯探歩~群馬の温泉発掘の旅~『群馬で一番新しい温泉!』
今日から「自衛隊大規模接種センター」での接種が24日、東京と大阪で始まりましたね。
予約を取ることがまず第一関門!
※初めましての方は「温泉とは」から見て頂けると幸いです☆
群馬で一番新しい温泉!
待ちに待ったと言うべきか。藪塚町に誕生した「百石温泉月見の湯」。
温泉スタンドと足湯のみの無人施設です。
藪塚町には新田義貞公の隠し湯とも言われる「藪塚温泉」がありますが
泉温が15度と低い、特徴が無い、かつては温泉偽装問題ありと地元民ですら宴会場として使う程度で県内では地味な存在です…。
東毛地区にはいくつかの日帰り入浴施設はあるものの、加温・殺菌・循環・加水・塩素臭漂うもはや温泉とは呼べるようなものではないものばかり。
太田の「源泉湯の庵」は露天のみかけ流しですが、やはり特徴はあまり無い…。
ところが今回紹介する「百石温泉月見の湯」。
泉温51度!硫化水素臭、アブラ臭有、トロスベの温泉らしい温泉なのです!!浴感は川原湯温泉に非常に近いものがある。
このレベルの温泉に入るには中之条、吾妻方面まで行かないと無理だと思っていたのが、まさかこんな平地で湧くとは…。
温泉を掘削したのは地元の産業廃棄物収集業者、群桐さん。
惜しまれつつ閉館した桐生の「湯らら」を買い取り、「さらさの湯」として再オープンさせた会社でもあります。
しかし、コロナ禍の影響で営業が満足にできず、「さらさの湯」はまたしても閉館。
そこで群桐さんはなんと自社の敷地内を掘削し、見事良質な温泉を引き当てたのです。
「百石温泉」とは湧出した地名からとっていますが、「月見の湯」とはなんと風流なネーミング。
そう、この足湯は24時間入ることができるので、月を見ながらゆっくり浸かることができるのです。
ああ早く入浴施設ができないものか…。
なお、温泉スタンドは20リットル100円でこの名湯を持ち帰ることもできます。
硫黄を含みますので、家庭の追い炊き機能は使わないでください。
予め熱い湯を張った浴槽に40リットル以上入れて使うことを奨めます。
次回は・・・「温泉スタンドⅠ」について語りまぁすヽ(•̀ω•́ )ゝ✧お楽しみにっ!!!
温泉同好会会長:小池